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健康維持のために食事に気を使っている方は多いと思いますが、いわゆる「排泄」も食事と同じくらいとても大切な事です。
身体は常に「吸収」と「排泄」のスイッチの切り替えで動いています。
食後は吸収のスイッチが入り、吸収が終わったら排泄のスイッチが入ります。
一般的に「食べたら出る」と思っている方が多いですが、食べることに出るのは腸内が渋滞状態で食べた分を搾り出すようなものです。
例えれば、ところてんを押し出しているような感じです。
これは排泄スイッチが入った自発的な排泄ではなく無理やり出している排泄なので、腸の内部が綺麗になる事はありません。
良い排泄とは食べない時間を長くとる事で腸が自発的に内容物を搾り出そうとすることでのみ起こるものです。
腸が蠕動運動を起こして内容物の栄養や水分を吸収しながらを徐々に送り出していきます。
そうして溜まった便は大蠕動によって一気に直腸まで送られて便意をもよおして排泄されます。
このような良い排泄はスッキリして気持ち良いものです。
あと、便秘というのも身体に負担を与えるので良くないです。
便秘の悪いところは腸内に滞りが生じる事で腸内の内容物を腐らせてしまって更にそれを吸収させることです。
腐った内容物は言わば毒なので身体はその後の解毒などの処理に膨大な体力を消費しなければなりません。
うまく排泄が出来ないだけで、体内では毎日が腸内の内容物の腐敗(毒)との戦いで体力を消費してしまいます。
それにより「毎日疲れやすい」とか「寝ても疲れが取れない」といった慢性疲労が出てしまいます。
特に肉類は腸内腐敗を起こしやすいので肉を好む方は排泄に注意を払いましょう。
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