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怪我や打撲などの急性期の痛みはすぐに痛みとして感じますが。
慢性的な肩こりや腰痛などの痛みは少し悪いからと言ってすぐに痛みとして感じるわけではありません。
なので、基本的に肩こりや腰痛が痛み出したときは、すでにけっこう悪い状態に入って時間が経っていることが多いです。
特に、疲れや歪みなどが蓄積されて悪い状態になっているにもかかわらず、痛むほどではない状態が長い間続いたりしていくと感覚が麻痺してしまって、痛みを感じにくくなります。
また、痛い状態を我慢していても、痛みに慣れてしまったりして更に悪くなっていっても痛みに鈍感になってしまって気にならなくなってしまいます。
痛みを感じないなら良い事じゃないかとか痛みを感じないことにこしたことはないと思ってしまう方もいるかもしれません。
しかし、痛みを感じないと本人が気付かないうちにどんどん身体は悪い状態に陥っていきます。
痛みは身体の異常を知らせる優秀なセンサーなのです。
例えば、身体はもう疲れてしまってボロボロの状態なのに本人は全くそれを気付いていない事の弊害は
・思い当たることは無いのに、朝起きたら寝違いを起こして首が猛烈に痛くなった。
・特に何にもしていないのに、いきなり腰が痛くなってぎっくり腰になった。
・突然に動悸・息切れ・不整脈などが出るようになった。
・本人は元気なつもりなのに実はうつ病になっていた。
など。
何度も言いますが、痛みは身体の状態が悪くなっていることを本人に知らせている信号なのです。
信号に気付かなかったり無視を決め込んでいると、最初はそれほどの身体の不具合ではなかったことが、いつの間にか単に痛いだけではなく交通事故のように取り返しのつかない状態に陥ってしまいます。
肩こりや腰痛などの痛みは、そのうち治るだろうとか忙しいからとか整体などに行くのは面倒などと何もせずに放っておく方も結構おられます。
しかし、痛みを感じ始めた頃が手を打つ最適な頃です。
放っておいて悪い状態に陥る前に適切なケアをしていくようにしましょう。
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名張市丸之内92番地 名張市総合福祉センター 「ふれあい」の向かい
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