片頭痛で苦しむ女性

 

片頭痛はどんな痛み？

片頭痛とも偏頭痛とも書きますが。

片頭痛はズキズキと脈打つような（脈動性）の頭痛が月に2～3回あるというのが最も一般的な発生頻度です。
脳の検査をしても異常を見つけることはできません。
片頭痛は10～50歳代の女性に多く見られる症状で頭痛全体の約10％を占めます。

情緒不安定になったり、目がかすんだり、幻覚を感じたり、気分がすぐれないなど、これから何となく頭痛が起こりそうな気がするという「予兆」と呼ばれる症状を起こす方もいます。

痛みは血管の異常拡張

片頭痛の頭の片側だけを脈打つような痛みは血管の異常拡張によって起こり、これは一種の自律神経失調です。

何故異常拡張になるか

どうして片頭痛が起こるのかについてはまだ詳しくは解明されていません。
しかし、生活習慣の乱れや日々の過度なストレス、ある種の食品（カカオマス、タイロシン、硝酸ナトリウム、グルタミン酸ナトリウムを含む食品、アルコールなど）、血糖値の増減などのよって引き起こされる事が分かっています。

発症したらこの方法で

発症時の対処法としては、光や音の刺激を避けて暗くて静かな場所で横になって休みましょう。
そして、痛みが酷い時はその部分を冷却シートなどで冷やすと痛みが和らぐことがあります。
また、軽度の症状であれば通常の鎮痛剤か市販の頭痛薬も有効です。

片頭痛が持病になっていて定期的に発症する人は、生活習慣を見直しましょう。
ストレスを軽減するようにしたり、片頭痛誘発食品の摂取を控えましょう。
頭痛の程度が酷い場合は、専門医に相談してください。

 

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